バスク地方旅行記
注) 長文です。
先日、気の置けない日本人の女友達とバスク地方へ2泊3日の旅行に行ってきた。
バスクと聞くと、自然とフランスに隣接するスペインの端っこというイメージだったのだが、
今回はフランスサイドのバスク地方、Biarritz へ。パリからTGVで5時間半ぐらいの道のりだ。
「お前は遠足前夜の小学生か!」並に、
なぜか興奮して!?その前夜は一睡も眠れずに朝を迎えての列車の旅。
こんなこと初めて。
列車の中で寝たらいいやぁなんて軽く考えてたのだけれど、なぜかそれもできず。
初日はもうふらふらだった。
今回が初のTGVだったのだけれど、TGVって座席にリクライニング機能がついてないのね。
もしかして1等車にはついてるのかな?
新幹線と同じで考えてたけれど、一瞬デザインはモダンに見えて機能はしょぼかった。
まぁ、今回はシーズンをはずして料金も格安だったので、そう文句は言えないけれど。
ホテルに13時過ぎに着き、そのまま歩いて中心地へ。
Biarritz はリゾート地なので、浜辺にはたくさんの人、人、人。
湿気があまりないから空気が軽く、磯の香りもほのかに匂う程度。
しかし気温が25度くらいでも風が冷たいから日陰は結構冷えた。
日差しがとても強かったので、海で泳ぐには気持ちがいいのかもしれない。
到着したその日は、どうやら Jazz festival 最終日だったということで、
いくつかの広場で Jazz の生演奏が楽しめた。
至るところに吊るされて売られている唐辛子。これぞバスク地方の名物だ。
Biarritz のマルシェ。
ぶらぶら見て回っていたら、肉屋のおっちゃんに
「いいカメラ持ってるね!Biarritz の記念に僕を撮ってよ」と話しかけられ、
(なぜ?)と戸惑いつつも渋々カメラを構えたときの1枚。せっかくなのでここに載せておこう(笑)
今回の丸2日半の旅で、Biarritz、Bayonne、Saint-Jean-de-Luz の3都市を観光したのだけれど、
地図で見ると、バイヨンヌなんて大きく書いてあるから、こりゃなかなか大きい街かなと思えば、
実はそんなこともなく、さらりと半日もかけずに見てまわることができた。
それは、Biarritz も Saint-Jean-de-Luz も一緒。
Bayonne
Bayonneでは昼食1回しかとることができなかったのだけれど、これがまた非常に美味しく、
その上街中には感じのいいレストランがいくつもあって、
食をメインに楽しむならこの街が1番じゃないかなぁと思った。
Saint-Jean-de-Luz
3都市のうち、観光スポットとして大きな見所があるといえば、Saint-Jean-de-Luz の教会ぐらいかもしれない。
(もしかして私たちが他を見逃しただけかもしれないけれど。)
太陽王ルイ14世が結婚式を挙げた教会だけあって、普通の教会とは一味違う。
全く下調べなしに、期待せず教会の中に入ってびっくり。久しぶりに心が振るえた。
ふと日本の観音像などを思い出す。
隣のおっちゃんに負けじと、真剣にカメラを構える相棒。
この光景がおかしくて、ついつい写真をぱしゃり。
ところで、街のクオリティを左右する食と人。
常に居住地域であるパリと比較してしまうのだけれど、格段にいい… と私は思った。
基本的に治安がよく、レストランはごはんはどれもおいしいし、人も親切で感じがいい。
残念ながら犬の落し物はあるけれど…
それさえうまく避ければ、ゴミもほとんど落ちていなくて通りはとてもきれい。
やはり大都市であるパリが特殊なだけかもなぁ。
それともう一点。面白かったのが、このあたりでは、本当にアジア人を見かけなかったということ。
1日1組日本人観光客を見かけたらいいほうで、
中華系のレストランも私たちが見て回った中には1件もなかった。
アジア人が珍しいのか、街を歩いていてやたらとフランス人と目が合う。
久しぶりに、見られてるなぁと感じた(笑)
Bayonneのある通りを歩いていたら…
裸のおじさんがじっとこちらを見ている。
そんなおじさんをカメラに収めようと、相棒を取る振りをしてカメラを向けたらひょいと隠れ、
しばらくしたら再び顔を出してこちらを観察していた。
そんなにアジア人が珍しかったのかな…。
最後に、「私たち、絶対にアジア人=中国人と思われてるよね」なんて、
へらへらしながらそんな姿を記念にぱしゃり。
次回は海水浴を目的に、そして今度はスペインサイドへ足をのばしに
またバスク地方へ行きたいなぁなんて思ったのでした。
そうそう次はGタンも一緒にね。
長文、最後まで読んでくれてありがとう!